あややんの世界放浪記

2022/11~夫をおいて世界放浪の旅へ🌎顔面骨折珍道中💀

【モンゴル旅行記②】草原へ!ゲル宿泊に初めての乗馬

【2024/4/12】

今日から4日間のツアー!憧れだったゲルでの宿泊に初めての乗馬。宿泊するゲルはウランバートル市内から車で1時間半ほどの場所。ツアーは送迎付き、ウランバートルの宿まで迎えにきてくれて、最後は空港まで送ってくれるという楽チンスタイルだ。普段あまりツアーは使わないが、せっかくモンゴルに来たからには、ゲルに泊まって乗馬もしてみたかったのでね!ちなみに4日間のツアー料金は86,000円。貧乏バックパッカーにしてはやや高額だが、人生初乗馬、落馬してここモンゴルで死ぬわけにはいかない。日本語ガイドがいたら安心かなと思い、日本人向けのツアー会社であるツォクトツアーで申し込んだ。

宿のオーナーが道中食べやと持たせてくれたパンと、草原用に買ったビール

昼頃、ゲルに到着。

ゲル内はこんな感じ。テンションあがる!これ一人で使えるとは超贅沢!

昼ご飯を食べて、ゲルまわりを散歩。平坦に見えても若干の高低差があって、しばらく歩いて後ろを振り返ると、ゲルが見えなくなる。

だだっ広い草原で迷子になっては困るので、チラチラ後ろを振り返りながら進む。

放牧されている馬たち。アー写みたい。

パンダなのか、牛なのか。

わたしが泊まるツーリストゲルには、水洗トイレも温水シャワーもあるとの事だったが、今の時期は水道管が凍っていて使えないそうだ。4日間シャワー浴びれない事ぐらい、ネパールでのシャワーなし10日間を思えばどうってことない。トイレもぼっとんだが、VIVANT感があってとてもいいではないか。ついでにものすごい羊臭もする。羊肉ばかり食べているから出るものも必然的にそうなるんだろうな。

ちなみにゲル内ではこの容器に水を入れてもらい、手や顔を洗う。

前日から泊まっていたという日本人女子二人組が乗馬を終えて帰ってきた。今朝羊を解体したようで、解体動画を見せてもらう。夜その羊を一緒に美味しくいただいた。

何気なくいつも食べているスーパーで買う肉も同じ、命の有り難みを忘れちゃいけないなと改めて思った。

 

夜は満天の星。流れ星も見ることができた。

夜はかなり冷え込むが、ゲル内はストーブをがんがんに焚いてくれているのでとても暖かい。夜中も、そーっと薪を追加しに来てくれるので暖かい。

 

【2024/4/13】

女子二人組は帰っていき、その後3日間はわたしだけの貸切状態だった。

今日は初めての乗馬!遊牧民のお父さんと日本語ガイドのモンゴル人青年とわたしの3人でおでかけ。「チョウ!」と言い脇腹をコツンと蹴ると進んでくれ、手綱を左右に引っ張り行きたい方向を指示すると、その方向に行ってくれる。(たまにストライキを起こすが)

最初2〜3mガイドが手綱を引いてくれるが、その後は、じゃあ後は一人で!ほな行こか!というスタイル。えっ!?!と思ったが、意外と乗れるもんだ!

冬の時期はマイナス40℃、日中でもマイナス30℃なんだそうだ。厳しい冬が明け、寒さに耐え抜いた春は、馬も人間も疲れ果ててあまり元気がないらしい。夏になると元気を取り戻した馬は気性が荒くなるんだと。

今日はあまり寒くはなかったが、台風レベルの強風だった。

 

【2024/4/14】

乗馬2日目。今日はとても寒い。最低マイナス8℃、最高1℃。寒いだけならまだしも今日もまた台風レベルの強風なので、体感温度はかなり低い。

今日はガイドと二人で、17km程先にあるチンギスハーン騎馬像までおでかけだ。今日は綱を持ってくれているので安心。

ウランバートルで調達してきた、きっと本物のノースフェイスのフリースと羊毛100%の靴下に、遊牧民のお母さんに貸してもらったダウンで体はぬくぬくだが、顔面と耳がキンキンに冷えて痛い。

 

途中寄った遊牧民ゲルで羊、ヤギ、牛、馬、犬と戯れ、スーテーツァイというモンゴルの塩入りミルクティーを飲んで温まる。

今の時期はヒツジの出産ラッシュのようで子羊達がいっぱいいる。数時間前に産まれたばかりという子羊も。

大人のヒツジより10オクターブぐらい高く「メェ〜」と鳴くのが、とてつもなく可愛い!

 

チンギスハーン騎馬像に到着。

上は展望台、下は博物館になっておりモンゴルの歴史を見ることが出来る。かつてユーラシア大陸の約半分はモンゴル帝国だったって相当すごい事なのに、なんだか影が薄めなモンゴル帝国。

館内には外国人観光客も結構いたが、みんな車で来ているようだ。外に馬を繋いでいるのは私達だけだった。

エレベーターにVIVANTのステッカー貼ったん誰や

顔面の感覚なくなりながら馬に乗ってゲルへ戻り、2日間の乗馬体験は終了。

今日は夕日がとても美しかった!

移りゆく空の色が美しすぎてずっと見ていても飽きない。

 

【2024/4/15】

最後の日、朝日を見るつもりでアラームをセットしていたが、布団から出れず、太陽もすっかり昇ったところでドアを開ける。最後帰る日は、雲一つなく風もない穏やかな最高の天気だった…

朝ご飯を食べて空港へ送ってもらい、韓国へ戻る。

モンゴルに来て本当に良かった!草原が緑になる夏にいつかまた来たい!自分の中で、また来たいな〜と思える場所はこういうところ。

ピラミッドやタージマハル、ペトラ遺跡もとても感動したが、一度見たら満足してしまう。特に目立った観光スポットもなく、何もないところの方がもう一度来たいと思える。何もないからこそ魅力を感じるんだろうなあ。

 

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