あややんの世界放浪記

2022/11~夫をおいて世界放浪の旅へ🌎顔面骨折珍道中💀

【スペイン旅行記③】ついに!あの!サグラダ・ファミリアへ!バルセロナ編

【2023.6.26】

サンセバスチャンからバルセロナへは夜行バスで8時間弱。夜行バスなら寝ていたら着くので楽ちんだし、宿代も浮くし、到着後朝から行動が出来るので一石三鳥である。

朝7時すぎバルセロナに到着。広場のベンチで、ペットボトルの水で顔を洗い歯を磨き、日焼け止めを塗り軽く化粧をする。(※日本では道端で顔は洗わないし歯も磨かない)

宿までは徒歩40分ほど、朝の散歩がてら向かう。

歩いていると前方に何やらかっこいい建築物が!全くノーマークだったが、ガウディの「カサ・ミラ」ではないか!!

直線は使われていないらしい、なんという曲線美。アパートになっていて今も住んでいる人がいるそうだ。

宿に到着し、チェックイン前に荷物だけ預かってもらおうと思ったが、5ユーロかかると言われた。たった数時間のために5ユーロ払うのは嫌なのでそのままバックパックを背負い、サグラダ・ファミリアを見に行く。

おおおお!!これがかの有名な未完の世界遺産、サグラダ・ファミリアか!かっこいい!!1882年に着工され、140年以上たった今でも工事が行われている。長すぎない?もう意味がわからない。内部は明日じっくり見るとして、今日は外観だけ公園のベンチに腰掛けぼーっと眺める。

ランチがてらカフェで涼み、調べ物したりなどしてチェックイン。

1泊3000円ちょっとのホステル、バルセロナにしては激安。合宿所みたいな感じのところで学生団体が多い。だからなのか、宿にはアルコール禁止の貼り紙があって、ワインはこっそりと飲まなければならなかった。

夕方「カサ・バトリョ」を見に行く。

これまたガウディ先生。骸骨っぽく見えるバルコニーと青を基調としたタイルがとても可愛い。

(ちなみにカサ・ミラやカサ・バトリョも内部見学は可能で料金は各28〜35ユーロ/2023年当時)

晩御飯はカルフールのレンチンイカ墨パエリアに、こっそりワイン。

翌日は念願のサグラダ・ファミリアへ!内部を思う存分堪能するぞと気合を入れて開園時間の9時前には到着。

昨日外観だけは見たけど内部はどうなっているんだろう楽しみだな〜、チケット売り場はどこかな〜と探していると、まさかのオンラインチケットのみ。今どきそうなの?スマホを持ってない人はサグラダ・ファミリアに入ることさえ許されない時代なのか。

幸いわたしは現代っ子なのでスマホを持っている。オンラインチケットを購入、26ユーロ、当時のレートで4100円ちょっと。最短で2時間後に入れるチケットはあったが、街を散策するにしても時間的に微妙なので15時〜のチケットを購入。

昨日ガウディの予習をしなきゃと死因などを調べていたのだが、その前にまずはチケットの購入方法を調べておくべきだった。チケットはてっきり並んで買うものだと思い込んでいた。

ちなみにガウディの死因は、路面電車にはねられたこと。身なりに気を使わなかったガウディはボロボロの格好をしていたようで、浮浪者と間違われ、病院での処置が遅れたんだそう。もし小綺麗な格好をしていたなら、助かっていたのかもしれない。天才建築家の最期はこんなにもあっけなかったのか、と少し驚いた。

 

15時まで時間が出来たので市内を散策。

凱旋門を通り、海へ。

全裸の男性がちらほら、トップレスの女性もいる。ヌーディストビーチなのだろうか。思わず二度見してしまった。その傍ら、ビキニの先生に連れられたビーチを散歩中の幼稚園児たち。

開放感のある自由なバルセロナのビーチ、とても素敵だった。

 

小腹が空いたので、美味しいと噂のマスカルポーネのクロワッサン(4€)を食べに行く。有名店のようでここだけ人だかりが。パンというよりもはやスイーツ!超美味。📍Pastisseria Hofmann

 

そしていよいよサグラダ・ファミリアへ。

生誕のファサード、細かすぎる彫刻。近くで見れば見るほどわけがわからない。ファティマの手の彫刻もあって、フリーメイソン説もあるとかないとか。(信じるか信じないかはあなた次第です)

向きによって全然違って、こっちは反対側の受難のファサード。

内部は樹木のような柱に、

天井までもがかっこいい。首がもげそうになるぐらい眺めた。

ステンドグラスから入り込む光が美しすぎてため息が出る。

もしかしたら、朝イチより午後の方が光の入り具合が良くステンドグラスもより綺麗に見れたのでは?事前にチケット購入方法調べてなくてよかった!結果オーライである。(でも当日だと買えない場合もあるかもなので、予定が決まったら事前に買う方が絶対いい。)

塔のてっぺんには果物オブジェ。扉にはツタの彫刻、てんとう虫や蜘蛛もいる。

外も中も全てにおいて細部までこんなにもこだわっていればそりゃあ140年以上余裕でかかるわな、と思った。

当初は完成するまで300年かかる予定だったが、IT技術の発達と観光客が増えた事により資金が出来たおかげで、期間が短縮できたようだ。2026年には完成予定なのだろうか?

完成したサグラダ・ファミリアもいつか見てみたいものだが、「未完」という響きになんだか惹かれる部分もある。2023年の未完のサグラダ・ファミリアを見ることができて本当に良かった。

最後に、バルセロナで食べた一番美味しかったご飯の写真を。中華料理は世界を救う。食べ終わったあと追加で焼きそばも頼んでしまった。