【2023.7.8】
弾丸バルト三国を終えて、ポーランドへ。
ビリニュスからワルシャワへは23:55発の夜行バス、毎度おなじみFLIX BUS。途中よくわからない街(Bialystok)での乗継便が安かったので、それで行くことに。いつもはバスが目的地についても運転手から声をかけられる事はないが、この便ではご丁寧にFinish!と叩き起こしてくれた。(このままこのバスに乗ってたらワルシャワへ行くのに…)
深夜3時過ぎ、よくわからないバス停に放り出され、ここで3時間ほど待機。途中待合所が開いたのでベンチで横になれた。
直通バスだったら朝6時過ぎにワルシャワに到着するので、それも早すぎると思っていたのだ。むしろこの謎乗継便&運行会社変更で良かった。運賃20.91€=約3300円(当時のレート)
朝9時ごろワルシャワ着。
ポーランドに来た目的はアウシュビッツ強制収容所。この時代にこの世界に生きている以上、いつか自分の目で見ておかなくては、とずっと思っていた場所。リトアニアのビリニュスからそのまま、拠点となる街のクラクフへ行くにはちょっと遠く、夜行バスを降りてそのまま移動するのもしんどいので、首都のワルシャワに1泊することに。
宿に荷物を置いてまずは腹ごしらえ。宿近くのミルクバルへ。(ポーランドでは食堂のことをミルクバルと言うようだ)
黒板に書かれたメニューはポーランド語オンリーで一切わからない。店員のお姉さんおすすめのポーランド料理を注文してみた。
(写真左)ジュレックという、ライ麦を発酵させた酸味のあるスープ。中にソーセージとゆで卵が入っている。今まで食べたことのない味で、見かけによらずこれがまた感動レベルで美味しい!しかも丼なみなみに入って7.5ズオチ(=当時のレートで約260円)と安い。
(写真右)ピエロギという、水餃子みたいな。これはまあ普通。王将の方が美味しい、夫が作るにんにくマシマシ餃子の方がはるかに美味しい。
腹も満たされたので、散歩がてら1時間ほどかけて王宮のある旧市街へ。
アウシュヴィッツ以外ノーマーク、何の下調べもせず来てしまったが、カラフルで可愛い町並み!
ただ既視感は否めない。2ヶ月半ほどヨーロッパをまわっているとこんなに可愛らしい町並みも贅沢なことに見慣れてきてしまう。たった数ヶ月だが、これが日常になるということか。
(このブログを今更ながら書いている2025年5月現在、ポーランドで撮った写真を見返しては可愛い街並みに悶えている。今行けるならもっっっと楽しめる自信がある。所詮はないものねだり。)
(ああ、可愛い。)
(ああ、いちいち可愛い。)
ポーランド食器のお店をいくつか見てまわる。
モロッコ、ウズベキスタン、トルコあたりの食器も可愛くて大好きなのだが、ポーランド食器もとても可愛い!いつものごとくウインドウショッピングだが、このあと一時帰国したので買えば良かった…
一旦宿へ戻ってビール休憩。
夜は昼と同じミルクバルへ行き、ポミドロワというトマトスープを飲んだ。
ポーランド料理って全然イメージがなかったが、スープがとても美味しくて驚いた。
ただ1泊してちょっとウロウロしただけの簡素な素通りワルシャワ編でしたが、最後に泊まった宿の写真でも。
部屋のテーマがなぜか殺人現場。宿泊施設なら普通避けるであろうテーマだが、なぜそれを選んだのか。とても斬新だった。なお宿自体は清潔でとてもよく眠れた。
📍AB hostel 1泊約2300円