【2023年1月某日】タイで顔面骨折をし手術を受けそのまま旅を続けていたが、顔の痺れはずっとあるし、歯の感覚もないし、一旦日本に帰ることに。病院でもとに戻るのは３ヶ月以上はかかると言われた。
当時（2023年1月）コロナワクチン２回接種の場合は、帰国時にPCR検査の陰性証明が必要だったのだ。PCR検査を受ける直前に、道端で気休めの鼻うがいをして挑んだのにも関わらず、結果はまさかの…ポジティブ〜！！(そんなことより道端でも気にせず鼻うがいが出来るようになった自分に若干引く。)
↓2度お世話になったPCR検査センター
検査前日に、ガソリンスタンド併設の薬局で手に入れた鼻うがい液。なぜか封が開いていて謎のジップロックに入れられていたが「大丈夫！NEWよ！」と言われた。
ビザなしで入国しているので滞在可能日数は15日。もともとギリギリの日数で予定を組んでいたので、陽性になった時点でもうアウト。飛行機乗れない帰れない。航空券代がパーになる。というか不法滞在になるのでは。とりあえず一旦タイに戻るか、どうしよう、さて困った。
領事館にメールで問合せたところ「空港のイミグレで事情を説明し、罰金を払えば出国可能。市内の出入国管理局で事前手続きがいるという情報もあるから問合せてみては？」と返信をもらう。
出入国管理局へ行ってみる。窓口のおばさんがめちゃくちゃキツイ。住所を書いたメモを指さされいろいろ言われる。ここではない、こっちへ行け！との事だな、とだけ理解。（セブの留学費用はドブに捨てたも同然）
その住所へ向かう。長蛇の列、人がごった返している。番号札取ってみたが絶対に順番はまわってこないだろう。出入り口にいた警備員ぽい人に聞いてみる。親切にいろいろ言ってくれる、よくわからなかったが「ダイレクトエアポート！罰金はコンシダー！」とだけは聞き取れた。ほう、もう帰る日に直接空港でいいのだな、とだけ理解。（ああセブ…水の泡…）
帰国日当日どきどきしながらかなり余裕をもって６時間前ぐらいに空港へ向かう。そもそもチェックイン前にイミグレ行くのってどうしたらいい？からはじまる。イミグレ近くにいたおじさん職員に声をかけ、はしっこのベンチに連れて行かれる。（噂で聞く別室ではなかった）コロナ陽性証明と陰性証明、本来乗る予定だった飛行機の予約画面を見せる。しばらく待ち、期間延長したスタンプを押してくれた用紙をもらう。え？これでいいの？終了？罰金なかったー！やったー！罰金有無は職員によるんだろう、運が良かった。
安心し最後に空港でバインミーを食べる。
無事一時帰国。
帰国し保険請求の手続き。延泊した６泊分、航空券の取り直し費用、２回目のPCR検査費用が保険でおりた。
前回の顔面骨折から１ヶ月もたたないうちに、またもや旅行保険のお世話になった。本当にありがたい。タダでここまでしてもらって申し訳ないぐらい。今回の旅用にエポスカードを作って良かった。いやほんと保険は絶対あった方がいい。クレジットカード付帯の保険なら利用付帯などの条件はあるが無料だし、3枚カードを繋げば９ヶ月は無料にできる。前職は損保事務をしていて「何かあったときの保険ですから〜」と、お客に対して言っていたが、この短期間で身をもって実感できた。
一時帰国中、ベトナムが恋しくて、フォーやブンチャーを作ってみたり。週末の朝はバインミーおばさんをしていた🥖
