【2023/5/13】セルビアと迷ったが、クロアチアへ行くことに。ブダペスト12:30発→ザグレブ17:25着（毎度お馴染みFLIX BUS）
バスを降り20分ほど歩き宿へ。入口のドア何も書いておらずわかりにくい。何度も行ったり来たりしようやく発見。
agoda経由で「グランドフロア入って右、ドアのコードは何番だからね、レセプションに部屋の鍵置いてあるから勝手に取ってね」と当日連絡が来ていたが、その連絡を見落としていたら寝床にはたどり着けていなかっただろう。
ザグレブに行く予定は特になかったが、ブダペストから一気にドゥブロヴニクへ向かうのはしんどいし、どうせならと思い１泊することに。
明日は雨予報なので今日のうちにちょっと散歩を。
見どころの、聖マルコ教会やザグレブ大聖堂はどこもかしこも工事中。
首都なのになんか首都っぽくない感じ、キラキラ系ではなくちょっとさびれた感じの街並みもむしろいい！曇っていたから余計にそう感じただけかもしれないが。
翌日は予報通り雨なので、失恋博物館に行ってみる。(7€)
失恋をテーマとした博物館で、別れた恋人が残していった私物など、いくつもの展示が飾られている。(この写真に写ってるの偶然全員女性だが、男性ももちろん、カップルで来てる人もいた。)
ありがたいことに、日本語の解説本を貸してもらえた。２時間ほどかけ、１つ１つ読みながら見て回る。
戦争やテロでの死別ものや、家族に関する話だったり、
食物アレルギーで愛するピザとお別れした人、
病気がちだったのに別れた途端健康になった話や、
歴代の元カノ達のアクセサリーや髪の毛を巻きつけたゴジラの人形。
日本のテープレコーダーや、意味のわからないドレッドヘアーなどもあった。悲しいものから、笑えるものまで多種多様。一番印象に残っているのは、２７年前の恋人のかさぶた。狂気の沙汰。そりゃ別れるわ。
物語を読む感じでとてもおもしろい場所だった。
ランチはピザとビールを。これで１０ユーロ、クロアチアは物価が高いのだろうとびびっていたがそうでもない、ドイツと比べたらマシだ。
ピザはあえて大きいサイズを注文し、食べきれなかった３切れはテイクアウトさせてもらった。これで晩ごはんの出来上がり。
宿に戻り、共用ルームのテレビにNetflixがあったのでドゥブロヴニクの予習を兼ねて「魔女の宅急便」を見る。
子どもの頃何十回も繰り返し見ていたが、大人になって改めて見るとなんだか泣きそうになる。13歳の少女がほうきに乗って空を飛んで、海が見える街を目指し一人で修行に出るってすごくない？！見ていると、イギリス人のおじいさんが「ハッ！ハヤオやないか！！ハヤオの作品は全部見たぞ！」と嬉しそうにしていた。世界のジブリ。海外にくると、日本のアニメ漫画はすごいなと改めて思う。ドイツのニュルンベルクにアニメイトみたいなショップがあって、ゆるキャンのイヌ子のフィギュアがあったのには驚いた。
魔女の宅急便の余韻に浸りながら、夜行バスでドゥブロヴニクへ向かう。ふと隣の女性のカバンを見ると、なんとトトロではないか！！立て続けにハヤオ！キキからのトトロ！一人でテンションがあがりなかなか寝付けなかった。
ザグレブ21時発→ドゥブロヴニク翌朝6:45着（言うまでもないFLIX BUS）
降水確率100％、わかってはいたが雨だ。次回ひきこもりドゥブロヴニク編です。
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