【2022/11/30】今日は祝日で授業休み！（フィリピンの祝日は急に決まることがある、１ヶ月だけの短期留学なので急に授業がなくなるともったいない…）学校の友達と２人でバジャウ族の村へ。コロンストリートの少し先までジプニーで行き２０分ほど歩く。バジャウ族とは水上に住む漁業を生業とした民族のこと。ゴンザレス氏がよく行ってそうなスラム。
とにかくゴミだらけ、今にも崩れそうな橋、細い道でバケツで水浴びしているおばちゃんの横を通り、迷路のような道を勝手に案内をしてくれる子どもたちについていく。最後金よこせと帰してくれなかったらどうしようと少しびびっていたが、最後はちゃんと村の出口まで連れて行ってくれあっさりとバイバイ。疑って申し訳なくなる。
いろいろと考えさせられた。何が幸せだとか価値観は人それぞれだし、一概にスラムで暮らしているから不幸というわけでは絶対ないけれど、さすがに衛生環境が悪すぎる。
日本に生まれただけで一生分の運を使い果たしたんじゃないかと思う。
毎日ご飯が食べれて、雨風しのげる家があって安心して寝れる。ゴミ回収もあり清潔、仕事もあって、日本のパスポートは最強だしどこにでも好きなところへ行ける。普段当たり前すぎて忘れてしまいがちだけど、全然当たり前じゃないよな、なんて恵まれた国で生まれたのかと改めて思う。
翌日、学校のフィリピン人の先生に、バジャウ村に行ってきたと言うと、地元の人たちも近付かないエリアだと軽くひかれた。政府は立ち退いてほしいからたまに放火している、仕事がないんじゃなくて働くのが嫌いな人たち、物乞いよ、と。地元の人たちの中にはそういう認識がある人もいるみたい。
ちなみに学校では、金曜日には「週末何するの？」と、マンツーマン授業が１日４コマあるので４人の先生から聞かれる。月曜日には「週末どうだった？」とまたまた４人の先生から聞かれ、毎回毎回同じことを答えるという儀式がある。最後の方はやや疲れて投げやりになる。
