【ネパール旅行記④】ーABCトレッキング前編ー開始早々大ピンチ

【2023/3/19 ABC(アンナプルナベースキャンプ)初日ナヤプル→ティルケトゥンガ】

ねずみのせいであまり寝れず。昨日昼と晩食べに行ったごはん屋さん（📍Pandey Restaurant）へ朝ごはんを食べに行く。３食連続。夫婦でやっているこじんまりとしたごはん屋さん安くて美味しい。サンドイッチとマサラティーで220ルピー＝約220円。山登ってくるよーと挨拶。

山に不要な荷物は宿で預かってもらう。20キロ担いで10日間山を登るのは絶対に無理なので、極力少なく、着替えもほぼ置いていく。宿泊客もトレッキング目的の人が多いので荷物置きの部屋がある。ネズミにかじられませんように。
もっと早く出発するはずだったが、いつも通りちんたらしてしまい結局８時前に宿を出発。タクシーでナヤプル行きのバスが出ているターミナルまで行く。車で10分程の距離なのにタクシー500円。高すぎるだろうと思い値切るも値段は決まっているらしい。ここで戦っている時間はない、先へ急ごう。
ポカラから登山口のナヤプルまでのバスは約250円、謎のモーニング休憩をはさみ2時間ほどで到着。

バスの乗客は地元民ばかりでトレッキング客はわたししかいない。もう一人いたが手前のところで降りていった。バスを降り少し歩き、この橋を渡ってすぐのところにチェックポイントがある。ここでTIMSとACAPの許可証を確認される。

さあアンナプルナベースキャンプ(ABC)へ向けて10日間の山登り、いよいよスタートだ！！ワクワクと不安を胸に歩きはじめて数メートル、チェックポイントの係のお姉さんに「あなたどこ行くの！」と声をかけられる。危ない危ない、初っ端から逆方向に行っていた。

集落をてんてんと進んでいく。生活の様子が見れておもしろい。学校もある。

すれ違う村人と「ナマステ〜」と挨拶を交わす。汗だくになりながら歩くこと１時間。ん？嘘だろおおおおおおお！！靴に異変。靴底が1/3ぐらい剥がれてきている。スニーカーはポカラの宿に置いてきたのでビーサンしかない。どうしよう、下山か、スタート１時間にして靴底が剥がれ下山か。接着剤がないか次の村で聞いてみよう。靴底をペラペラさせながら助けて〜とジェスチャー。１軒目ないよ、と。２軒目「あー！スーパーグルーね！1個70ルピーよ」と。神！！！靴底左右ともペラペラ。予備含め6個購入。とりあえずくっついた。10日間もってくれー。

お昼はダルバート。おいしい。まだ下界に近いはずなのに約600円（下界では300~400円ぐらい）

空が暗くなりはじめ天気があやしくなってきた。スタートから3時間程かかり、予定していたティルケトゥンガの村に到着。外観がかわいい宿、部屋を見せてもらう、まあここでいいか。300ルピーをホットシャワー込で200ルピー＝約200円にしてもらった。📍CHANDRA GUEST HOUSE

Wi-Fiもある。よく見るとシーツ、布団汚い。山小屋なので仕方ない。トラベルシーツを持ってきていて良かった。ホットシャワーとは名ばかりのほぼ水シャワー。昼間は暑かったのにもう寒い。ダウンを着ている人もいるほど。髪の毛濡らしたら風邪ひきそうなので体だけシャッと水を浴びる。（これが最初で最後のシャワーとなった）

コンセントは食堂の共用スペースにありみんなスマホをさしっぱなし。山小屋の治安の良さ。夜ご飯はピザ（450円）とホットウォーター（50円）。ティーパックやインスタントコーヒー、インスタント味噌汁を日本から持ってきていたので、山小屋ではお湯ばっかり注文していた。

【2023/3/20 ABC2日目ティルケトゥンガ→ゴレパニ】

６時すぎ起床。前日から、明日の朝は何食べる？と聞かれていたので心変わりは許されない。チーズにはちみつたっぷり食パン（400円）とお湯をいただく。

宿が同じだったマレーシア女子とルートが同じだったので一緒に行こうと声をかけられる。英語話せないから疲れるし、好きなところで立ち止まって写真を撮りたいし、好きなタイミングで休憩したいし、人と歩くペースを合わせるのも合わせられるのも苦手だ。自分のペースで気ままに歩きたい。結局わたしの準備が遅かったので先に行ってもらった。７時半出発。もう宿には誰もいなかった。なぜいつもこうなるのか、いっつもこういうの最後になってしまう。宿を出て吊り橋を渡り2日目スタート。