【2022/12/16】手術予定日に病院へ行くも、保険会社からの回答がまだなので待ってと言われる。入院前にデポジットを払わないと手術が受けれない。超高級病院なので入院見積もまあ高額で200万円超（保険の限度額は200万円）保険会社に超過分はもちろん自分で払うからと伝えるもそれは無理との回答。結局その日は手術を受けれず、無駄に絶食しただけになりお腹ペコペコの状態でトボトボと痛い顔面をひきずりながら宿へ帰る。手術も不安だったが、手術を受けれないというのもまた不安。土日をはさみどうする事もできず宿にひきこもる。週明け、超過分は自分で払うようにとのことでOKの回答がくる、金曜日にそうすると言ったらダメって回答やったやんと若干思いつつも、手術を受けれる事になり一安心。宿のスタッフもゲストも顔をあわせるたびに、大丈夫か？きっとよくなるよ！保険会社から回答はあった？と気にかけてくれてとてもありがたかった。
【2022/12/20】手術当日、病院へ向かうとき同じ宿のインド人が駅まで送ってくれる。人生初めての全身麻酔タイムスリップしたかと思った。３時間ほどで手術は終了。open your eyes!!と肩をたたかれ麻酔から目覚める。夜の手術だったので病室に運ばれ作ってもらったココアだけを飲んでそのまま就寝。すんごい顔になっちまった。左頬骨骨折、目の下とまぶたの２ヶ所を切ってプレートで固定。口の中も切ると聞いていたけど口は無傷。
一夜明け、朝流動食。
ここの病院食はさぞかし美味しいのだろうと思い、右側でなら食べれるからご飯変えてほしいとお願いしてみる。OK！次から変えるね！と。楽しみに昼を待つ。また流動食。再度お願いする。OK！と。夜またまた流動食。結局３回お願いして、退院日にやっとソフトミールに変わった。あまりの美味しさに感動。
おやつも出る。アメニティも充実している。
２泊の入院生活。せっかくなので夜ご飯も食べて帰りたいとお願いし早めに夜ご飯をいただく。
そして結局請求額は31万バーツ＝約120万円ちょっと。前後の通院費含めて全部で130万円ほど。ええ？最初の見積200万円超って何やったん？乖離ありすぎん？それなら当初の予定日に手術受けれたし、個室にすればよかったー。最初個室（1泊6万円）だったのを、自己負担が出る場合のことを考えて２人部屋（それでも1泊4万円、大部屋はなくMAX2人部屋）に変えたもらった。なんならもう１泊ぐらいさせてほしかったー、美味しい病院食もっと食べたかったーとか思いながら無事退院。退院時は送迎サービスつき。1泊4万円の病室から1泊850円のゲストハウスまで送ってもらった。
今回、エポスカード付帯の無料の海外旅行保険でお世話になった。全てキャッシュレス対応してもらい本当にありがたい。バンコクなので医療も安心。担当してくれた先生も日本人スタッフの方も親切でとても良くしてくれた。当時はそれどころじゃなかったけど、海外で顔面骨折して手術、超高級病院での入院、あまりみんなが出来ない（いや誰もしたくない）貴重な経験ができたなと今では思う。顔面に傷は残ったし、2枚のプレートは一生モノだし、なんならこれ書いてる今（もうすぐ１年経過）もまだ歯と顔一部若干麻痺が残っているけど、命があれば何でもOK！というおおらかな心も手に入れる事が出来た。お婆になっても話せるネタも出来た。いろいろ引き換えに手に入れたものもあった。
退院時先生に「明日からパタヤ行く予定だったんだけどやめた方がいいかな？」と聞いてみたら「ユーキャンｇｏ〜！でも泳ぐのはダメヨ〜！」と言ってもらえたので、お次はパタヤ旅行記をお送りしまーす！
