【2024.3.21】
ピラミッドのあるギザへ移動。カイロからは車で30分ほどなので日帰りでも十分行けるのだが、せっかくなのでピラミッド近くの宿に泊まることに。
カイロの宿からはUberで向かい、8時過ぎスフィンクス側のチケット売り場へ到着。あまり並んでいなくてチケットはすぐ買えた。
2024年3月現在のチケット価格表
ピラミッドエリア全体の入場券(540ポンド)+クフ王のピラミッド内部の入場券(900ポンド)を購入。合計で約4700円。(ちょっと前のレートなら8000円弱ぐらい、ポンド急落の恩恵ありがたい)
いざ入場。
早速スフィンクスー!!!
あとでまたじっくり見るとしてさくっと素通り、チケットを別で購入したクフ王のピラミッドへ急ぐ。
見た瞬間、正直「あれ?なんか思ったよりも小さいなあ…」と思ってしまった。一辺230m、平均2.5tの石を約230万個積み上げられて造られたなんてすごすぎるし、これが約4500年前に建てられたとか信じられない。もちろん重機なんてない時代、人力で造ったとかもう意味がわからない。が、こんなもんか〜と思ってしまった。ハードルを上げすぎてしまったせいもあるかもしれない。
クフ王のピラミッド内部に入るには、すでに長蛇の列。
15分ほど並び、内部へ!盗掘用に開けられたという穴から入場。内部も大行列で全然進まない。
奥に進むにつれてなんだか空気が薄くなってくるように感じる、戻る人とすれ違うのがやっと、かがんで進むところもあって、閉所恐怖症の人はきついだろう、途中でリタイアして過呼吸気味になりながら引き返している人を数人みかけた。
最後の、王の玄室では湿度がものすごく、びちょびちょになった。
900ポンドの価値があったかと言えば…だが、せっかく遠いエジプトにまで来て外から眺めるだけではもったいないので、内部に入れて良かった。
何のために造られたのか、どうやって造られたのかもいまだはっきりとわかっていない。王の墓説があったり、ナイル川が氾濫し農業ができない時期の公共事業説、宗教施設説。今でも発掘調査が行われていて、約5000年前のことを世界中の考古学者達が研究している。なんてロマンがある話なんだ…
とか、一人で考えてたら、思ったより小さいと感じてしまったピラミッドが、なんだかとてつもなくすごいものに見えてきた。
ちなみに、わたしはスフィンクス側の入口から入ったが、クフ王のピラミッド側にも入口があり大型バスが何十台も停まる駐車場があったので団体客はこっちから入るのだろう。ものすごい人。
続いてあとの2つの、カフラー王とメンカウラー王のピラミッドを見る。
かなりの強風で、砂がいっぱい飛んでくる。らくだの横を通りかかった時、らくだのおしっこが降りかかった。
最後に、3つのピラミッドが眺められるビュースポットに行き、目に焼き付ける。(ラクダ課金している人ばかりで、わたしみたいに歩き回ってる人は数人しかいなかった)
4時間半ほど遊び満喫したあとは、ピラミッドビューのケンタッキーで腹ごしらえをして、ホテルにチェックイン。📍Giza Pyramids View Inn
部屋からピラミッドー!!!すっげー!!!!!
正直ピラミッドを見た瞬間より、このホテルの方がテンション上がった。せっかくバルコニー付きの部屋なんだから部屋で食べないともったいないと思い、テイクアウトパーティー!やっぱり酒屋は開いていないので激甘シュウェップスで見た目だけでもビールっぽさを。ピラミッドを見ながらこれは贅沢だな〜とニヤニヤしながら食べる。
荷物になるのに買ってしまった、ツタンカーメンの置物も添えて。
日が落ちるのを眺め、
夜のライトアップもとってもかっこよかった!!
これが部屋から見えるって幸せすぎる。
久しぶりの個室なので洗濯パーティーも開催できた。(ランドリーはほぼ使わない、基本手洗い派)
翌朝、ルーフトップでの朝食。これまた豪華!1泊朝食付き5000円弱でこれは破格!
チェックアウト後も、宿のルーフトップでのんびりしたり、ピラミッドビューのピザハットへ行ったり、次の目的地ダハブへの夜行バスの時間まで、思う存分ピラミッドを眺めた。
大満足である。いや〜来てよかった!!
そうそう、ピラミッドに行く数日前に、カイロにある考古学博物館にも行ってきた。
予習して行ったつもりだが、一番記憶に残っているのは、ツタンカーメンのマスクが展示されているエリアで「no photo!」と連呼しているスタッフと、こっそり写真を撮る客との攻防戦。あと17時閉館なのに16時に追い出されたこと。追い出しにかかるのが早すぎる。行かれる方は時間に余裕を。
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