あややんの世界放浪記

2022/11~夫をおいて世界放浪の旅へ🌎顔面骨折珍道中💀

【ヨルダン旅行記①】アンマンと人種差別とラマダンの話

お久しぶりです!旅中ブログ更新するつもりが全く出来ず。先週日本に帰ってきました。

トータル275日間、29カ国。(ちなみに使ったお金は約200万円、長期旅行者の中ではたぶんかなり安い方だと思う)

3回目もうこれで一旦最後と思い出発したので、帰国してからは、日本の有り難み〜!というより、旅が終わってしまった…という喪失感がやばいです。もういろいろ見たい景色は見れたかな〜と思っていたけど、いざ帰ってくると不完全燃焼。あの国行ってない、これ見てみたかった、やっぱりあそこ行っておけば良かった、、などなど正直心残りはあるものの、言い出したらキリがない。まあまだ人生は長いので老後の楽しみに取っておくか。足腰が弱る前にバックパックをかつげるうちにまた行きたいなあ。

心にぽっかりと空いた穴を埋めるためにも、ぼちぼちブログを更新していこうと思いますので、よければお付き合いください。

 

【2024.3.8】

46時間の大移動を終え、アンマン到着。心配だった荷物もちゃんときたー!バンコクで20時間の乗り継ぎ&タイ国際航空→ヨルダンロイヤル航空と航空会社が変わるのにスルーバゲージだったから少し心配してたのだ。(カウンターで何回もうざいぐらいに、マイバゲージダイレクト?toアンマン?OK?OKよね!とは確認したけど心配だった。そして英語はほんとこの赤子レベルで旅してる。)

到着ゲートを出ると「タクシー…」ボソッ。え?何?なんて?タクシーの客引きの声ちっさ!蚊の鳴くような声。インドとは大違いすぎて思わず笑ってしまった。

もちろんタクシーで行くはずはない、市内まではバス(3.3ディナール=約700円)で向かう。

7thサークルと北バスターミナルが降車場所のようだが、途中でも降ろしてもらえるようなので宿に近い4thサークルで降ろしてもらい宿へ向かう。朝10時半頃だが全く人がいない。金曜日ということもあってか、閑散としている。

インドでは常にクラクションが鳴り響いていたのに、ここヨルダンでは車はちらほら走っているもののシーンとしており静かすぎて逆にソワソワしてしまう。

 

1時間ほど歩きアンマンの宿に到着。二段ベッドの下段がいいと言うとさっきまでお姉さんが寝ていたところをあてがわれた。どうやらこのお姉さんは宿のスタッフだったようだ。自由だなあ。シーツ替えてくれたのかと気になるがまあいい。

 

計5泊したアンマンで、よく食べていたものや、アンマン城塞、ローマ劇場などなど、の話を。

 

ここのフンムス(=中東料理でペーストにしたひよこ豆に塩、レモン、ニンニク、オリーブオイルを混ぜたもの)は滞在中よく食べた。感動するほどの美味しさ!っていう程ではなく、初めて食べた時は後半もったりしてきて無理矢理食べたぐらいだったのに、なぜかまた食べたくなり3回行った。📍Hashem Restaurant

人気店のようでいつも混んでいる。注文伝票のみでメニューはないが、Googlemapの口コミにメニュー値段表はないけど安いから安心して食べてと書いてあったのを信じて注文。ノーマルフンムスとファラフェルで2JD=約400円でお腹いっぱいになる。ホブス2枚(チャパティみたいなパン)と生野菜は無料のようだ。

 

あとアンマン滞在中ほぼ毎日食べていた大好きな中東スイーツのクナフェ。チーズ×ナッツ×シロップ!これ毎日食べてたら確実に太るだろうがそんな小さいことは気にしない。美味しければいい。📍Habibah Sweets



腹も満たされたので散歩。ローマ劇場へ行ってみる。わざわざ入場料払ってまで中に入る必要性は感じられず外から見るだけ。

ここの広場を歩いていると、通りすがりの野郎に「チンチャンチョン」(=アジア人に対する差別用語)と久しぶりに言われた。インド、スリランカでは日本人と言うと歓迎される事が多かったので忘れていたが、国が変わればアジア人は差別される側の立場にもなるのだ。

チンチャンチョン以外にも、よくSNSで「ニーハオ!」と言われた!中国人と思われて嫌だと思うのは中国人に対する差別だ!みたいな論点がズレている話題が定期的にあがっているのを目にするが、そうじゃない。

あ、アジア人だ、挨拶してみよう「ニーハオ!」ニコッ これはただの挨拶ニーハオ。(そりゃあ、向こうの人からしたら中国人も日本人も韓国人も見分けがつかないでしょうよ。こっちだってわからないのに。)

明らかに軽蔑した感じで、嘲笑しながらとか、目を吊り上げたジェスチャーをしながら言ってくるニーハオは、これは許してはいけない悪意ニーハオ。

北マケドニアでも通りすがりに言われた事あったな〜。ただ言われただけで、何かをされたわけではないから別にどうでもいいが、いい気はしない。人種差別はなくならない。争いもなくならない。

 

話がズレてしまったが、アンマンの街は丘だらけで階段や坂道が多い、アンマン市内は19の丘にまたがっているそうだ。

階段やウォールアートも可愛くて歩くのが楽しい。

坂道はしんどいがちょっと登るだけで街を見渡せる。

中でも、アンマン城塞(入場料3JD)からの眺めが最高だった!!

アンマン城塞の中には宮殿の廃墟や、神殿の柱、考古学博物館など見所はいくつもあるが、一番良かったのはやっぱり街を一望できる景色。

 

ヨルダンでの滞在中にラマダンが始まった。ラマダン中は日中レストランはほぼ閉まる。ラマダン中かつ金曜日だったからか、モール自体は開いていても中の店(レストランに限らずほぼ全ての店)は閉まっていたり、スーパーも閉まっていた。昼ご飯はカップ麺の日もあった。

人もあまり出歩いていなくて閑散としているが、お祈りの時間帯のモスク周辺にはたくさんの人がいた。

日没後、みんな一斉に食事をはじめる姿、道端や店内など所構わずマットを広げメッカの方角に向かってお祈りをしている姿、道端や飲食店内でデーツを配っている人達。(ラマダン中、日没後まずはじめに口にするのはデーツやジュースのようだ。旅行者にも関係なく配ってくれる。)

一旅行者としては昼ごはん難民になる事もあったが、ラマダン中にしか見れない景色があった。

 

ヨルダンでペトラビールを飲み損ねたのだけが心残り…。ラマダン中は酒屋も閉まっていた。GoogleMapでliquorshopを検索して何軒も見に行ったが開いているところはなかった。

写真はノンアルビール。その後ろにいるのは宿のキッチンの流しにうんこをするもふもふ猫。(最初見た時は人糞かと思ってドン引きしたが犯人は猫だとわかり安心した。)

 

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